09:00 〜 10:30
[JE2] 障害学生の学びと「合理的配慮」
学生支援の課題から考える
【企画の趣旨】2016年4月、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)が施行された。この法に基づくと、国公私立の設置者の別なく、わが国のすべての高等教育機関に対して、障害による不当な差別的取り扱いを禁じている。その上で、合理的配慮の提供は、国公立校には法的義務、私立校には努力義務を規定している。法施行以前より、大学等の高等教育機関における障害学生の入学は広がっていたが、入学後の学習や研究活動及び学生生活を送る上での支援体制整備には課題も多かった。今般の法施行により、「合理的配慮」の提供を契機として、障害学生の入学が今後のわが国の高等教育にどのような変化をもたらすのかも注目されよう。本企画では、高等教育機関に入学した障害学生(ここでは特に発達障害を中心に)に対して提供された、入学後の学習・研究活動及び学生生活を送る上での「合理的配慮」等の実例、障害学生や他の学生に対する関連した支援の課題などを共有することで、高等教育における学びの意義について議論を深めたい。
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