一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JE6] 保育者が望む巡回相談とは?

巡回相談が有効に機能するために

2016年11月20日(日) 09:00 〜 10:30 415 (会議センター4階)

企画者:守巧(東京家政大学),司会者:守巧(東京家政大学),話題提供者:長谷川幸男(宝仙学園幼稚園),話題提供者:山本牧子(Ysオフィス),話題提供者:酒井幸子(武蔵野短期大学付属幼稚園),指定討論者:太田俊己(関東学院大学)

09:00 〜 10:30

[JE6] 保育者が望む巡回相談とは?

巡回相談が有効に機能するために

守巧1, 長谷川幸男2, 山本牧子3, 酒井幸子4, 太田俊己5 (1.東京家政大学, 2.宝仙学園幼稚園, 3.Ysオフィス, 4.武蔵野短期大学付属幼稚園, 5.関東学院大学)

【企画の趣旨】現在、保育現場では特別な支援を必要とする幼児・発達が気になる幼児が増加傾向にある。特に、障害の診断がない「気になる子」は、顕著に増加しており、気になる子への支援の充実が求められている。
保育者が「気になる」とする背景には、発達の問題に起因しているのか、生活経験に起因しているのか迷うことが多い。とりわけ幼稚園では、一人担任であることから気になる子を巡る諸問題に一人で対応していることが多い。このような状況下で、心理職等による巡回相談への期待が大きい。幼稚園現場における巡回相談は、幼稚園教諭から高い評価を得ている一方で「保育者の専門家への過度な依存」「研究者の教員を教えるという一方的な構造」との指摘もある。
そこで、巡回相談を有効的かつ建設的な場とするために、巡回指導をする側と受ける側の双方の実践を丁寧に読み解き、良き実践例をモデルとしながら検討するために本シンポジウムを考えた。 
長谷川氏は、長年巡回相談を受けており、教員から捉えた巡回相談及び配慮している視点を報告する。山本氏は、臨床心理士として保育現場で巡回相談を行っており、現場で培った配慮等及び諸課題を報告する。酒井氏は、園長という教員や専門家のコーディネーター役として機能する立場から巡回相談を捉えた視点を報告する。指定討論者の太田氏からは、総合的な視点を軸にして、それぞれの実情に照らし合わせた整理をしていく。

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