一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JE7] 保育所・幼稚園から小学校へ繋ぐ接続カリキュラムと保育・教育活動

2016年11月20日(日) 09:00 〜 10:30 414 (会議センター4階)

企画者:三浦光哉(山形大学教職大学院),司会者:富樫智枝(山形県鶴岡市教育相談センター),話題提供者:濱野よしの(徳島県海陽町役場のびのび教室),話題提供者:舟越睦子(山形県天童幼稚園),話題提供者:大竹沙矢佳(戸沢村立戸沢小学校),話題提供者:山口純枝(愛知県名古屋市教育委員会),指定討論者:川村修弘(宮城教育大学附属特別支援学校)

09:00 〜 10:30

[JE7] 保育所・幼稚園から小学校へ繋ぐ接続カリキュラムと保育・教育活動

三浦光哉1, 富樫智枝2, 濱野よしの3, 舟越睦子4, 大竹沙矢佳5, 山口純枝6, 川村修弘7 (1.山形大学教職大学院, 2.山形県鶴岡市教育相談センター, 3.徳島県海陽町役場のびのび教室, 4.山形県天童幼稚園, 5.戸沢村立戸沢小学校, 6.愛知県名古屋市教育委員会, 7.宮城教育大学附属特別支援学校)

【企画の趣旨】近年、小学校入学後の問題として、授業中に立ち歩く、教室から出て行く、教師の話を集中して聞けない、友達との関係が上手にとれない、学習についていけない、登校しぶりが見られるなど、「小1プロブレム」が取り沙汰されている。この問題は、年長から小学1年の移行時期において、保育所・幼稚園の遊びを中心とした保育活動と小学校の教科学習を中心とした教育活動の違いだけでなく、担任教師の発達障害児等への指導の在り方も要因の一つとして考えられている。
我々は、この「小1プロブレム」について、本学会で自主シンポジウムやポスター発表を通して論議してきた。「小1プロブレム」への対応として、保育所・幼稚園や小学校の保育・教育現場においては、保育活動プログラムや接続カリキュラム(アプローチカリキュラム、スタートカリキュラム)の作成が待たれているところである。「小1プロブレム」を防ぐためには、保育所・幼稚園から小学校へとスムーズに接続させるための新たなカリキュラム(教科学習の内容、指導時間、教材教具、指導体制など)が必要であるとともに、障害のある子どもたちに対しては、保育所・幼稚園で個別の教育支援計画や個別の指導計画を策定・作成したものを小学校に引き継いでいくことが重要である。その一方で、保育・教育現場の取り組みだけでなく、障害のある子どもたちを取り巻く関係者の連携も必要不可欠である。
そこで、本シンポジウムでは、保育所・幼稚園から小学校つなぐ接続カリキュラム(アプローチカリキュラム、スタートカリキュラム)の作成とその内容、保育活動や教育活動の在り方について討論したい。

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