一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JF8] 発達障害の生徒への英語の読み書き指導

つまずき傾向の把握と指導の工夫

2016年11月20日(日) 11:00 〜 12:30 412 (会議センター4階)

企画者:村上加代子(神戸山手短期大学),司会者:村上加代子(神戸山手短期大学),話題提供者:吉田真樹子(株式会社アニマシオンリンクス学習サポート),話題提供者:佐藤良子(津田塾大学大学院),話題提供者:櫛山桐加(宮崎大学語学教育センター),指定討論者:飯島睦美(国立高等専門学校機構明石工業高等専門学校)

11:00 〜 12:30

[JF8] 発達障害の生徒への英語の読み書き指導

つまずき傾向の把握と指導の工夫

村上加代子1, 吉田真樹子2, 佐藤良子3, 櫛山桐加4, 飯島睦美5 (1.神戸山手短期大学, 2.株式会社アニマシオンリンクス学習サポート, 3.津田塾大学大学院, 4.宮崎大学語学教育センター, 5.国立高等専門学校機構明石工業高等専門学校)

【企画の趣旨】英語教育現場において、生徒のつまずきは決して珍しいものではない。英語は日本語と異なり文字と音の対応が非常に不規則であることから、英語圏においては音韻性のディスレクシアの出現率が高い。日本においても中学校の学習初期段階での単語の読み書きに大きく躓いてしまうLD生徒の存在や、コミュニケーションや注意集中の弱さを抱えた生徒らの困難も指摘されているが、こうした特別なニーズのある生徒らへの理解や支援はまだまだ十分とは言えない。文科省が推進する小学校での英語の教科化や中高での英語での授業の実施など、授業を取り巻く環境は急速に変化しており、多様なニーズに応えるユニバーサルデザイン教育の実現は、英語教育全体で取り組む課題でもある。本シンポジウムでは、学習初期における発達障害を抱える生徒の実態把握を目的とし、
通常学級に在籍する学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害、自閉症スペクトラムの診断を持つ3名の中学生への指導実践事例を紹介する。生徒の特性と躓き傾向との関連や、それらを踏まえた指導の工夫について検討し、会場と意見を交換したい。

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