一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JG2] 発達障害のある子の「自己肯定感」「自己成長感」を育む支援

教育のユニバーサルデザイン化と個別支援の両輪で

2016年11月20日(日) 13:00 〜 14:30 418 (会議センター4階)

企画者:阿部利彦(星槎大学),話題提供者:川上康則(東京都立青山特別支援学校),話題提供者:増本利信(時津町立時津北小学校),話題提供者:阿部利彦(星槎大学),指定討論者:宇野宏幸(兵庫教育大学大学院),指定討論者:小島道生(筑波大学)

13:00 〜 14:30

[JG2] 発達障害のある子の「自己肯定感」「自己成長感」を育む支援

教育のユニバーサルデザイン化と個別支援の両輪で

阿部利彦1, 川上康則2,増本利信3, 宇野宏幸4, 小島道生5 (1.星槎大学, 2.東京都立青山特別支援学校,3.時津町立時津北小学校, 4.兵庫教育大学大学院, 5.筑波大学)

【企画の趣旨】発達障害のある子は通常学級において、失敗を経験したり、注意や叱責を受けたりする機会が多いため、自己肯定感を持ちにくく、それが自信や意欲を低下させてしまう。その防止のために、個別支援の場では丁寧に「ほめる」「認める」といった対応が行われているが、言葉でほめるだけでは子ども自身に「わかった」「できた」という実感を持たせることが難しい場合がある。よって、身体感覚で自分の成長を実感できるような支援が重要であると考える。また、個別支援で獲得した力を発揮する機会を増やすためには、通常学級のユニバーサルデザイン化が求められる。
本シンポジウムでは、①通級指導教室や特別支援教室など個別支援の場でどのように「自己成長感」を提供すればよいのか、②個別支援の場で獲得した力がクラスでも発揮されるためには、通常学級でどのような支援を実施すればよいのか、③子どもたちの「自己肯定感」の低下を防ぎ、肯定的な自己イメージを安定させるために通常学級と通級はどのように連携すればよいのか、について検討したい。

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