13:00 〜 14:30
[JG7] 多様な子どものいる通常学級でのアクティブ・ラーニング
主体的で自律的な学習者を育成するために必要なことは?
【企画の趣旨】今後10年~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高いという予測(Frey and Osborne, 2013)や、2045年には人工知能が人類を越える「シンキギュラリティ」に到達するというKurzweil(2005)の指摘がある。現在の子ども達には、このような変化の激しい社会において生き抜く力を身につけることが求められている。このように将来の変化を予測することが困難な時代であるという時代認識の下、次期学習指導要領の改定に当たって、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習である、いわゆる「アクティブ・ラーニング」や、そのための指導の方法等の充実ための検討が始まっている(教育課程企画特別部会, 2015)。次期学習指導要領の実施と共に、全ての学校において「アクティブ・ラーニング」の実践がなされていくと考えられるが、その際には、通常の学級に6.5%在籍するとされる発達障害のある可能性のある児童生徒など、多様な特別な教育的ニーズのある児童生徒も含め、全ての児童生徒にとって効果的な指導実践を考えていかなければならない。
そこで、本自主シンポジウムでは、現在注目を集めるアクティブ・ラーニングについて、(1)発達障害のある子ども等、多様な教育的ニーズのある子ども在籍する通常学級において、どのような工夫や配慮が必要なのか、(2)また次期学習指導要領がめざす育成すべき資質・能力の一つとしてあげられているメタ認知(自己調整)の力を育てていくためには、どのような指導や家庭との連携が考えられるのか、(3)また小学校だけでなく、中学校へ指導を展開していくためにはどのような課題があるのかについて、「学び合い」や「学び方を学ぶ」学習の実践事例等を元に、議論を行う。自己調整研究の第一人者である伊藤崇達氏を指定討論者に迎え、今後実践を深化させていくために必要な事柄についてもフロアと共に考えていきたい。
そこで、本自主シンポジウムでは、現在注目を集めるアクティブ・ラーニングについて、(1)発達障害のある子ども等、多様な教育的ニーズのある子ども在籍する通常学級において、どのような工夫や配慮が必要なのか、(2)また次期学習指導要領がめざす育成すべき資質・能力の一つとしてあげられているメタ認知(自己調整)の力を育てていくためには、どのような指導や家庭との連携が考えられるのか、(3)また小学校だけでなく、中学校へ指導を展開していくためにはどのような課題があるのかについて、「学び合い」や「学び方を学ぶ」学習の実践事例等を元に、議論を行う。自己調整研究の第一人者である伊藤崇達氏を指定討論者に迎え、今後実践を深化させていくために必要な事柄についてもフロアと共に考えていきたい。
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