一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[KD3] 発達障害のある児童が在籍する学級で求められているもの

分かる授業の土台としての、一人一人に居場所のある学級づくり

2016年11月20日(日) 09:00 〜 10:30 311+312 (会議センター3階)

○穐山和也(広島市立落合東小学校),司会者:大塚玲(静岡大学)

09:00 〜 10:30

[KD3] 発達障害のある児童が在籍する学級で求められているもの

分かる授業の土台としての、一人一人に居場所のある学級づくり

穐山和也1 (1.広島市立落合東小学校)

【事例の概要】市内の小学校で高学年の担任をしていた2000年に学級崩壊をした。当時、いわゆる「キレる」状態のA児の担任として奮闘していたが、ストレスに押しつぶされそうになり心療内科を受診した。医師から「その児童はADHDではないか」と言われた。それが、発達障害との出会いであった。その当時は発達障害に関する情報も少なく効果的な支援を行うことはできなかったが、A児に一生懸命対応した。しかし、3人の男子児童が様々な方法で担任に反発してくるようになり、学級の状態が最悪となった。
 その頃、SENSの資格制度を知った。学んでいく間に、教師が困るという視点しかもっていなかったことに気づいた。実は困っていたのはあのA児自身であり、担任に反発してきた3人の男子児童たちであったことが分かった。それからは、個への適切な支援とともに、一人一人に居場所のある学級づくりに力を注いできた。ここではその後の学級づくりについての実践について発表をしたい。なお、これらの事例の発表にあたっては保護者の了承を得ている。

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