[P13-05] エンカレッジスクールにおけるUDL実践の意義
主体的学習の促進プロセスの生成と検討
Keywords:学びのユニバーサルデザイン、エンカレッジスクール、高校
エンカレッジスクールにおいてUDLに基づく国語の授業を継続的に受けた10名を対象にインタビュー調査を実施し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)により、学習者の変容を分析した。その結果、実践前に学習へのあきらめ感を強く持ち、学習の悪循環が生じた状況にあった学習者が、UDL実践を経て、自身の学びやすさを理解し、自身で学び方を調整して学習できるように変化したことがわかった。変容には、学びたいという動機づけの促進が強く働いていた。多様な生徒が在籍するエンカレッジスクールにおいては、自己学習力の育成と多様性の保障という点で、UDL実践は意義あるものと示された。
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