一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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ポスター発表

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[P3] 読む・書く

[P3-17] 学習困難に対する保護者の気付きと学年別の違い

- チェックリストを用いた検討 -

〇河村 志穂1、栗本 奈緒子1、水田 めくみ1、竹下 盛1、西岡 有香1、中西 誠2、奥村 智人1、若宮 英司3、竹田 契一1 (1. 大阪医科大学LDセンター、2. 株式会社電脳、3. 藍野大学医療保健学部)

Keywords:学習困難、保護者の気付き、学年別の違い

学習に困難がある児に早期対応するためには、保護者がどのような学習の困難さに気付き、どういった時期に相談に訪れるかを明らかにすることは重要である。本研究では、保護者がどのような気付きをして相談するのか、学年によって気付きに違いはあるのか、本チェックリストを基に分析する。全学年を通して、作文の苦手さと漢字学習の苦手さが学習困難の気付きに共通してあった。小学校低学年ではひらがな習得、小学校中学年ではカタカナ習得、小学校高学年では漢字習得に関する気付きがそれぞれ多かった。保護者が学習困難と気付く内容は学年により異なるが、いずれも文字習得の苦手さや書きの能力に対する気付きであることが分かった。

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