The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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[EL] 教育講演

[EL02] 【研究との連動による教育実践】
発達障害児・者の自己調整学習

〇伊藤 崇達1 (1. 九州大学大学院 人間環境学研究院)

コーディネーター:涌井 恵(国立特別支援教育総合研究所)

ニューノーマルの時代が進行する中,「個別最適な学び」の実現が理念として謳われている。「主体的学び」の重要性がますます増してきており,「自己調整学習」に関する研究が,今,すべての人に求められる学びのあり方を考えていく上で,重要な示唆をもたらしている。本講演では,「発達障害児・者の自己調整学習」をテーマとして,まず,自己調整学習とは何かについて概説を行い,3つの心理的側面からなること,そして,循環的かつ螺旋的なサイクルがその本質であることについて論じる。とりわけ,発達障害児・者に焦点を当てた近年の研究動向に関するレビューをもとに,今後の実践の可能性について探る。

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