[P04-01] 読み書き困難を持つ生徒への認知特性に応じた英語指導の検討
Keywords:読み書き、英語、認知特性
本研究では日本語における読み書きの課題を持つ生徒への英語指導を行った。対象者は特に漢字を書くことが苦手であり、英単語を書くことにも困難を示していた。アセスメントの結果から、視覚認知力やワーキングメモリーの弱さの傾向があると分かった。指導では英単語を適切に記述することを目標に行った。使用した教材は対象者の特性に配慮したものを作成した。 その結果指導後のテストは指導前のものと比べて正答数が上昇した。そのため認知特性に配慮した指導は効果があることが考えられた。一方で指導後にも正答しなかった英単語もあった。それらには対象者の認知特性が影響したものと考えられ今後さらなる指導法の追求が必要と考える。
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