一般社団法人日本鉱物科学会2022年年会・総会

講演情報

口頭講演

R2:結晶構造・結晶化学・物性・結晶成長・応用鉱物

2022年9月19日(月) 09:00 〜 12:15 B251 (総合教育研究棟 B棟2F)

座長: 山根 崚(東北大学)、大藤 弘明(東北大学)、小松 一生(東京大学)

10:00 〜 10:15

[R2-05] 含Al-CaTiO3ペロブスカイトの構造変化2

*永井 隆哉1、高倉 直樹1、松本 洋輔1、田口 裕宇2、薛 献宇3 (1. 北大・院理、2. 北大・理、3. 岡山大・惑星研)

キーワード:含Al-CaTiO3、モルフォトロピック構造変化、X線回折、27Al-NMR

固相反応法で合成した含Al-CaTiO3ペロブスカイトのAl固溶量が0~25 mol%までの変化に伴う構造変化を検討し、Al固溶量に伴うモルフォトロピックな構造変化などについて、昨年度の本学会年会において報告した。しかし、Alの固溶量が5 mol%の試料については、NMRデータから単相でない可能性があり、さらなる実験が必要であることを指摘した。本発表では、新たに合成した試料のXRDと27Al -NMR測定で得られたデータを追加し、議論する。