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[R2-11] 準結晶の原子配列と結晶外形の可視化
キーワード:準結晶、非周期構造、VESTA
準結晶の構造や結晶外形などを統一的に可視化するため、結晶構造、電子・核密度、結晶外形など3次元データの統合可視化システムであるVESTA (Visualization for Electronic and STructural Analyses) を拡張した。準結晶の構造は5次元ないし6次元の周期構造の3次元断面として表現され、データはQUASI07_08 packageの入力ファイル形式*.atmおよび*.podから読み込む。また、フェイゾン歪みを与えることで高次元結晶データから近似結晶データの導出も可能である。 今後は、ユーザーインターフェースの拡張、補空間における占有領域の可視化などを実装し、次期バージョンVESTA4としてリリース予定である。