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[R3-02] MgSiO3の相図
キーワード:パイロキシン、相図、高圧
本研究では、MgSiO3の端成分の注目した研究を行った。MgSiO3端成分系の相図においては、3つの問題が未解決であると考えられている。本研究のターゲットは、高温高圧条件下で出現するMg2SiO4相とSiO2相の2相領域を精密に決定することである。そこで本研究では、量子ビームを利用した高温高圧その場測定実験を行った。実験でーたから、ringwooditeとstishoviteの2相、wadsleyiteとstishoviteの2相、akimotoite1相の3重点を見積もることができ、その値は約20 GPa、約 1700 Kとなった。