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[R7P-08] 幌満かんらん岩体下部における層状構造の再検討
キーワード:上部マントル、部分溶融、再肥沃化、かんらん岩、マフィックレイヤー
幌満かんらん岩体は北海道の日高変成帯の南西端に位置する層状のかんらん岩複合岩体である. 本研究では幌満かんらん岩体下部の全岩化学組成に注目し, 岩体下部の斜長石レルゾライトの形成過程について岩体上部の不毛の沢と比較し, 再肥沃化の可能性について検討を行った. 組成の違いから岩体下部のマフィックレイヤーは貫入岩もしくは集積岩と考えられ, かんらん岩の組成に影響を及ぼしていない可能性が高いと考えられる.