[P3-2-37] ヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンによるCandida albicansのフルコナゾール薬剤耐性解除作用
キーワード:ヒノキチオール、薬剤耐性、Candida albicans
【目的】
近年、薬剤耐性の問題が注視されている。抗真菌薬は種類や数が少なく、耐性発現時に薬の選択が大きな課題となる。そこで、既存の抗真菌薬とは系列の異なる薬剤で、フルコナゾール(FLCZ)薬剤耐性を解除する薬剤を検索する。
【方法】
微量液体希釈法により、Candida albicans 40009株(C. albicans)に対するヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンの抗真菌作用を調べ、さらにFLCZ耐性解除作用を調べた。薬剤排出に関連する7個のトランスポーター遺伝子を欠損したパン酵母AD(親株)にC. albicansのCdr1を組み込み高発現させたAD-Cdr1(耐性株)を用いた。また、C. albicansのgerm tube形成に対するヒノキチオールの抗真菌作用を経時的に調べた。
【結果】
微量液体希釈法において、ヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンは単独投与でC. albicansの増殖を抑制した。耐性株において、併用するとFLCZ低濃度側へC. albicansの成長抑制曲線の移動がみられたのは、ヒノキチオールとラクトフェリンであった。また、ヒノキチオール3μg/mLによりC. albicansは24時間後も酵母のままで、germ tube形成は見られなかった。
【考察】
微量液体希釈法において、ヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンは単独投与で抗真菌作用を示すと考えられる。ヒノキチオール2μg/mLおよびラクトフェリン100μg/mLは、FLCZとの併用により薬剤耐性解除作用を示すと考えられる。ヒノキチオール 3μg/mLは24時間後もgerm tube形成阻害したことより、C. albicansの酵母型細胞から菌糸型への転換を抑制すると考えられる。
近年、薬剤耐性の問題が注視されている。抗真菌薬は種類や数が少なく、耐性発現時に薬の選択が大きな課題となる。そこで、既存の抗真菌薬とは系列の異なる薬剤で、フルコナゾール(FLCZ)薬剤耐性を解除する薬剤を検索する。
【方法】
微量液体希釈法により、Candida albicans 40009株(C. albicans)に対するヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンの抗真菌作用を調べ、さらにFLCZ耐性解除作用を調べた。薬剤排出に関連する7個のトランスポーター遺伝子を欠損したパン酵母AD(親株)にC. albicansのCdr1を組み込み高発現させたAD-Cdr1(耐性株)を用いた。また、C. albicansのgerm tube形成に対するヒノキチオールの抗真菌作用を経時的に調べた。
【結果】
微量液体希釈法において、ヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンは単独投与でC. albicansの増殖を抑制した。耐性株において、併用するとFLCZ低濃度側へC. albicansの成長抑制曲線の移動がみられたのは、ヒノキチオールとラクトフェリンであった。また、ヒノキチオール3μg/mLによりC. albicansは24時間後も酵母のままで、germ tube形成は見られなかった。
【考察】
微量液体希釈法において、ヒノキチオール、ラクトフェリン、シスタチンは単独投与で抗真菌作用を示すと考えられる。ヒノキチオール2μg/mLおよびラクトフェリン100μg/mLは、FLCZとの併用により薬剤耐性解除作用を示すと考えられる。ヒノキチオール 3μg/mLは24時間後もgerm tube形成阻害したことより、C. albicansの酵母型細胞から菌糸型への転換を抑制すると考えられる。