一般社団法人日本学校保健学会第67回学術大会

講演情報

一般演題

オンデマンドプログラム » 一般演題

健康教育,ライフスキル3(OP-0511~0514)

川畑徹朗(神戸大学名誉教授)

[OP-0514] 大学生の健康関連行動とライフスキルとの関係

木村美来, 小川真由子 (鈴鹿大学 こども教育学部 こども教育学科)

【背景・目的】「日常生活で生じる様々な問題や要求に対して,建設かつ効果的に対処するために必要な心理社会的能力である」と定義されているライフスキルの形成は,思春期の様々な危険行動を未然に防止するだけでなく,学校教育の基本的目標である「生きる力」の形成にも寄与することは,既に広く知られている.また,中央教育審議会が2008年に定義した「学士力」とライフスキルとは共通する部分が多く,とりわけ初年次教育におけるライフスキル教育プログラムの開発が急務であると考える.本研究においては,その基礎資料を得ることを目的として,大学生の健康関連行動とライフスキルとの関係について検討した.【方法】(1)調査対象・時期:愛知県,岐阜県,三重県の6大学において,(4年制)大学生を対象に,Google Foamsを用いて,2021年6~7月にかけて,自記式無記名の調査を実施した.(2)調査項目:・属性 ・セルフエスティーム「全般」 青年・成人用ライフスキル尺度(LSSAA)・健康関連行動(朝食,睡眠,喫煙,飲酒,授業への取組状況)【結果・考察】演題登録の段階では,調査実施中であったため,結果及び考察の詳細については,学会当日に報告する.