The 68th Annual Meeting of the Japanese Association of School Health

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一般演題(ポスター)

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P20~P25 健康管理、疾病予防2

座長:棟方 百熊(岡山大学)

[P-24] 通学時における携行品の状況と児童の意識

伊藤 常久 (東北生活文化大学 家政学部 家政学科)

Keywords:携行品、児童、意識

【目的】本研究は、児童の通学時の携行品に関する質問調査から、携行品に対する意識と携行品に関する健康面の影響等について把握することを目的とした。
【方法】宮城県内にある小学校(1校)の6年生を対象として、質問紙による集合調査を実施した。調査項目は、通学方法、通学時の携行品に関する意識、携行品による身体への影響、携行品の持ち帰り状況、デジタル教材の導入による通学への変化を取り上げた。調査時期は、令和4年3月中旬であった。
【結果】女子児童39人から回答を得た。通学方法で最も多かったもの(複数回答)は「自家動車(69.2%)」であり、次いで「バス(48.7%)」の順であった。なお、通学時間は平均で「36分」であった。通学時の持ち物が重いと思うこと、そして多いと思うことが「ある」と回答した割合はそれぞれ87.2%、64.1%であった。持ち物のために疲れると思うことが「ある」という割合は79.5%であった。持ち物のために体が痛くなることが「ある」という割合は74.4%であり、「痛みあり」と回答した児童(29人)にその部位(複数回答)をたずねたところ、最も多かった部位は「肩」であり、以下「首」「肘」の順であった。デジタル教材を使用している今年度の持ち物の重さについてたずねたところ、「去年よりも重くなった」と回答した割合は52.6%と過半数であった。
【結論】1校での結果のために一般化は出来ないが、携行品は通学時における児童の心身の負担となっている可能性が考えられる。