国際開発学会第35回全国大会・人間の安全保障学会第14回年次大会

国際開発学会・人間の安全保障学会2024共催大会について:大会概要

今年の全国大会は、11月9日(土)~10日(日)に、法政大学市ヶ谷キャンパス及びJICA緒方貞子平和開発研究所で開催します。

1. テーマ

 2024年の国際開発学会(JASID)の第35回全国大会と人間の安全保障学会(JAHSS)の第14回年次大会は、5年ぶりの合同開催です。2024年は能登半島地震で幕を開けました。気候変動の影響は留まるところを知らず、感染症のリスクもなくなったわけではありません。国内外を問わず、強制避難民は1億人を突破しました。暴力が蔓延して世界の政治的な緊張は高まっています。日本の国際協力が70周年を迎えた今年、私たちの安全は脅かされ、持続的な開発目標(SDGs)の達成が危惧されています。
 世界の不安定化は私たちの命、暮らし、尊厳に影響し、より一層脆弱な状況の中で取り残される人々を生み出します。それでは、誰一人取り残さず、一人ひとりの尊厳をしっかりと守る社会はどのように実現できるのでしょうか。この取り組みを強化するために、国際協力はどのような役割を果たしうるのでしょうか。今年の共催大会は、平和と繁栄に貢献することを目指す開発と、持続可能な開発の阻害要因を考察して一人ひとりの安全を守ろうとする人間の安全保障の接点となり、理論と実践の両面から活発な議論を喚起する貴重な機会です。
 本共催大会では、一般口頭発表、ポスターセッション(JASIDとJAHSSでは資格や審査が異なる)、企画セッション、および、ラウンドテーブルを募集します。皆様方の積極的なご参加を実行委員会一同、心からお待ちしております。以下、現時点の情報をお確かめ下さい。


2. 日時
2024年11月9日(土)および10日(日)

3. 開催形態

対面(一部オンラインの可能性がありますが、口頭発表・ポスター発表・企画セッション・ラウンドテーブルでのハイブリッドはありません)


4. 参加費

  • 一般会員4000円(早割3500円)
  • 学生会員3000円(早割2500円)
  • 非会員(一般)5000円(早割4500円)
  • 非会員(学生)4000円(早割3500円)


5. 重要日程

  • 7月30日:ホームページ公開予定
  • 8月14日:発表希望者の学会新規入会申請期限
  • 8月30日:発表申込締切・会費入金締切 ※締切延長しました。
  • 9月下旬:採否結果通知
  • 10月上旬:大会参加登録開始
  • 10月20日:報告論文提出締切 ※締切延長しました。
  • 10月25日:事前参加登録締切 ※参加登録は大会当日も可能です。
 
※ 発表者は、JAHSSのポスターセッションを除き、申し込み時点で会員であり、かつ会費を未納していないことが必要です。なお、新規の会員申し込みをしてから学会として諾否を審議するのに10日前後を要するため、最初の発表申込期限(8/23)の遅くとも10日前(8/14)には会員申し込みを完了し、発表申込期限(8/30 ※締切延長しました。)までに会費を納入してください。すでに国際開発学会員で会費未納の方は、未納分の会費をお支払いいただかないと発表申込ができませんので、ご注意下さい。
 

6. 会員の交流会
大会初日(9日)には、懇親会を予定しています。


7. 会場
JICA緒方貞子平和開発研究所、法政大学 市ヶ谷キャンパス
マップURL
JICA緒方研究所:https://www.jica.go.jp/jica_ri/about/access.html
法政大学:https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/?auth=9abbb458a78210eb174f4bdd385bcf54


8. 大会実行委員会
<国際開発学会>
松本悟(共同実行委員長/法政大学)
関谷雄一 (東京大学)
池見真由 (札幌国際大学)
大山貴稔 (九州工業大学)
汪牧耘 (東京大学)
栗田匡相(関西学院大学) 

<人間の安全保障学会>
武藤亜子 (共同実行委員長/JICA緒方貞子平和開発研究所)
内尾太一 (JAHSS事務局長/静岡文化芸術大学)
阪本拓人(東京大学) 
中内政貴 (上智大学)
槌谷恒孝(神奈川大学