the 35th JASID Annual Conference and the 14th JAHSS Annual Conference

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Roundtable

A5 Roundtable

Sat. Nov 9, 2024 9:00 AM - 11:00 AM Y703 (Ouchiyama Campus Building 703)

9:00 AM - 11:00 AM

[1F101] Co-creation and innovation initiatives in JICA project evaluation

*Shinji SATO1, *Toshiya ABE1, *Shinji MARUYAMA1, *Mami YAMAOKA1, *Tomoya MASAKI2,1, *Hiroshi TSUTOMI3 (1. Japan International Cooperation Agency (JICA), 2. Kitasato University, 3. Rikkyo University)

Keywords:JICA, Project Evaluation, Co-creation, Innovation

1.企画の背景:JICAはODA実施機関として世界各地域の様々な分野領域で、技術協力、有償資金協力、無償資金協力の3スキームを中核とした開発協力事業を展開し、その事業評価を行っている。事業評価は主にDAC評価項目に基づき個別事業を対象に実施し、同時に横断的・総合的な評価や、様々な観点からの評価、新たな事業形態への対応にも取り組んでいる。2.主要な論点:本ラウンドテーブルでは、今次大会テーマである「開発」と「人間の安全保障」の接点を念頭に、JICAの組織的アクションである「共創」と「革新」に関する事業評価での3つの取り組みの報告を予定している。まず、「JICA事業評価の最新動向」と題し、阿部より、JICAの事業評価の昨今の取り組みを俯瞰する報告を行う。特に、今次大会テーマとの親和性が高い「誰一人取り残さない」をキーワードに、当該視点のJICA事業評価への取り込みに関し報告する。第二に、「クラスター事業戦略でのモニタリング・評価の枠組み検討について」と題し、丸山及び山岡より、JICAがSDGs達成に向けて「共創」と「革新」を念頭に取り組むグローバル・アジェンダ(課題別事業戦略)と、この中で重点的に取り組む事業のまとまりとしてのクラスター事業戦略について、主にクラスター単位でのモニタリング・評価の具体的な手法の検討状況にかかる論点を報告する。第三に、「JICA事業評価と生成AI」と題し、正木より、日々進歩する生成AIのJICA事業評価における活用の可能性について報告する。3.期待される成果:以上、3つの報告を踏まえて、JICA国際協力事業における評価の今後の方向性及びあるべき姿に関する議論を深めると共に、有益な提言・示唆を得る。

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