混和材料Ⅱ

[1019] C-S-H系早強剤を用いたコンクリートの強度発現性および耐久性に関する研究

座長(土木)：小林孝一
座長(建築)：小山智幸
講演者：小泉信一, 井元晴丈, 馬場勇介, 山﨑遥平 (BASFジャパン)

キーワード：Accelerator, Bleeding, Compressive strength, C-S-H, Durability, Setting, Superplasticizer, ブリーディング, 凝結, 圧縮強度, 早強剤, 耐久性, 高性能減水剤

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本研究では，コンクリートの生産の効率化や合理化を図ることを目的に開発したC-S-H系早強剤を用いたコンクリートの凝結促進・強度増進効果や耐久性について実験的検討を行った。その結果，C-S-H系早強剤は凝結促進，初期強度増進効果に優れること，ブリーディングを大幅に抑制することおよび中性化の抑制効果があることを確認した。さらに，W/C=40%においてC-S-H系早強剤と新規に開発した高性能減水剤を併用した場合に，従来の高性能減水剤を用いたコンクリートに比べて長期強度が10N/mm2以上高くなった。