コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 塩害

塩害Ⅲ

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:15 第2会場 (第1小ホール)

[1155] 沖縄本島における飛来塩分輸送状況の推定に関する基礎的検討

座長(土木):佐伯竜彦
座長(建築):阿部道彦
講演者:崎原康平1, 比嘉孝之2, 山田義智1, 湯浅昇3
(1.琉球大学 2.那覇市役所 3.日本大学)

キーワード:airborne chloride-ion, airborne chloride-ion dispersal information map, chloride attack, wind conditions, 塩害, 風況, 飛来塩分, 飛来塩分輸送状況MAP

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本研究は,沖縄本島における飛来塩分の輸送状況について検討することを目的としている。ここでは,まず海岸付近における発生飛来塩分量を考慮するため沖縄県国頭村辺野喜海岸で観測された風況(風向・風速)と飛来塩分量との相関を検討し海岸付近における発生飛来塩分量を推定した。次に,当真らが提案した飛来塩分輸送推定式および既往研究の飛来塩分輸送推定式を用いて,内陸部における飛来塩分の検討を行った。その結果,内陸部への飛来塩分の輸送状況を推定できる可能性が示唆された。また,推定した結果より飛来塩分輸送状況MAPを作成し,その妥当性を検証した。