コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 耐火性

耐火性Ⅰ

2014年7月10日(木) 09:00 〜 10:30 第5会場 (61会議室)

[1214] 高温加熱と荷重条件による超高強度コンクリートの力学的特性

座長(土木):丸屋剛
座長(建築):野中英
講演者:崔景喆1, 金圭庸1, Nenad Gucunski2, 金武漢1
(1.忠南大学校 2.Rutgers State University)

キーワード:Ultra high strength concrete, stress-strain, compressive strength, Elastic modulus, Thermal expansion strain, 超高強度コンクリート, 応力-ひずみ, 圧縮強度, 弾性係数, 熱膨張ひずみ

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骨材量が少なくセメントペースト量が多い超高強度コンクリートは高温で脆性破壊が発生する特性がある。超高強度コンクリートの調合で圧縮強度の発現とペースト/骨材比は密接な関連があり,このような観点からコンクリートの高温特性を理解することが必要である。本研究では,超高強度コンクリートに対して非載荷と圧縮強度(fc)の0.25倍の荷重載荷条件を設定し,高温時の応力-ひずみ,圧縮強度,弾性係数,熱膨張ひずみを評価した結果,調合においてペースト・骨材比が大きくいほど高温加熱と荷重載荷により収縮ひずみが大きくなり,特に非載荷時の180MPaコンクリートでは加熱中に破壊された。