コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 特殊コンクリート

特殊コンクリート

2014年7月10日(木) 13:15 〜 15:15 第4会場 (54会議室)

[1294] スリップフォーム工法による大容量LNG貯槽のPC防液堤の施工

座長(土木):栗田守朗
座長(建築):長岡誠一
講演者:近松竜一1, 桜井邦昭1, 大西俊輔2, 西﨑丈能2
(1.大林組 2.大阪ガス)

キーワード:durability, fluidity, LNG storage tank, LNG貯槽, PC防液堤, pre-stressed concrete wall, sliding form method, the growth of strength, スリップフォーム, 強度発現特性, 流動性, 耐久性

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
大容量LNG貯槽のPC防液堤の構築に際してスリップフォーム工法を適用し,総量1万m3のコンクリートを20日間連続施工した。コンクリートには薄層で広範囲に打ち込める高い流動性,若材齢時で脱枠した際に自立できる強度,供用期間中の塩害や中性化による鋼材腐食に対する抵抗性の確保が求められた。本報告では,このPC防液堤の施工概要,コンクリートの仕様や製造および品質管理結果について示す