コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » リサイクル/サステナビリティ(環境側面)

リサイクルⅡ/サステナビリティ(環境側面)

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第7会場 (第3リハーサル室)

[1302] フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末を用いたローカーボンコンクリートの評価方法の一提案

座長(土木):堀口賢一
座長(建築):黒田泰弘
講演者:齋藤尚1, 堺孝司2, 鈴木康範1, 榎原彩野3
(1.住友大阪セメント 2.香川大学 3.安藤・間)

キーワード:blast-furnace slag, blended cement containing three cementitious materials, fly ash, performance evaluation, フライアッシュ, 三成分系セメント, 性能評価, 高炉スラグ微粉末

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究では,フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末で置換した三成分系セメントを用いたコンクリート(ローカーボンコンクリート)の性能を総合的に評価することを目的に,強度発現性能,ひび割れ抵抗性能,耐久性能および環境負荷低減性能に関する各種実験を行い,上記性能を表す指標を導入して,ローカーボンコンクリートの総合的な評価を行った。その結果,セメントに普通ポルトランドセメントを用いて,フライアッシュおよび高炉スラグ微粉末をそれぞれ20%置換したコンクリートが,高炉セメントB種相当のコンクリートと比較すると,同等以上の性能を有することが判明した。