コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 既存構造物の調査

既存構造物の調査

2014年7月11日(金) 13:30 〜 15:30 第8会場 (国際会議場)

[2216] 供用RC構造物における鉄筋の腐食性状の評価に関する一考察

座長(土木):蔵重勲
座長(建築):塩屋晋一
講演者:元濱浩人, 渡辺健, 大野又稔, 轟俊太朗
(鉄道総合技術研究所)

キーワード:はく離・はく落, 断面減少率, 鉄筋断面計測装置, 鉄筋腐食

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本研究では,供用構造物で鉄筋腐食量を計測することを念頭に,2次元スキャンが可能なレーザー変位計を用いて,鉄筋を採取することなく,鉄筋の断面形状,および鉄筋断面積が計測可能な鉄筋断面計測装置を開発した。対象とする鉄筋径に応じて「細径用」(直径:約10~18mm),および「太径用」(直径:約10~32mm)を製作し,断面積が既知の鉄筋に対し,それぞれ高い精度で断面積を計測できることを確認した。また,開発した鉄筋断面計測装置を用いて供用構造物調査を実施し,腐食した鉄筋の断面形状および断面積を数値情報として取得した。