コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(B.構造・設計) » 補修・補強(構造)/新材料・新工法(構造)

補修・補強(構造)Ⅱ/新材料・新工法(構造)

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第5会場 (61会議室)

[2241] 熱可塑性エポキシ樹脂を用いたAFRPロッドで補強した梁のせん断耐力に関する研究

座長(土木):森川英典
座長(建築):熊谷仁志
講演者:有川直貴1, 松原澄行2, 小林宣博3, 篠崎裕生1
(1.三井住友建設 2.ファイベックス 3.竹入製作所)

キーワード:afrp rod, AFRPロッド, shear reinforcement material, thermoplastic epoxy resin, せん断補強材, 熱可塑性エポキシ樹脂

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
連続繊維をエポキシ樹脂で固めたFRPロッドは,通常,樹脂が硬化した後の再加工ができないが,硬化後でも熱を与えることで再度加工が可能となる熱可塑性エポキシ樹脂を開発した。本研究では,この樹脂を用いたAFRPロッドをせん断補強材として用いた梁のせん断試験を実施し,補強材料としての適用性を確認した。試験の結果,梁のせん断耐力は従来樹脂と同様曲げ成形部のロッドの破断で決まること,樹脂の違いがせん断耐力へ与える影響は小さいことなどを確認した。