[1071] 人工軽量骨材を用いた高炉セメントコンクリートの収縮ひび割れ特性に関する実験的研究
キーワード:aetificial lightweight aggregate, blast-furnace slag blended cement, restrained shrinkage strain, shinkage cracking, stress strength ratio, 人工軽量骨材, 収縮ひび割れ, 応力強度比, 拘束ひずみ, 高炉セメント
夏期を想定した30℃の環境下における高炉セメントコンクリートの収縮ひび割れ抵抗性の向上を目的に,人工軽量骨材を細骨材として使用した場合の収縮特性および収縮ひび割れ特性について実験的に検討を行った。その結果,人工軽量細骨材は人工軽量粗骨材よりは収縮低減効果が劣るが,自己収縮低減効果がありひび割れ発生材齢も長くなる結果となった。人工軽量粗骨材を用いた場合に生じる応力強度比の低下も認められず,人工軽量細骨材は高温時における高炉セメントコンクリートの収縮ひび割れ抑制材料として利用可能であることを示した。