コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐久性一般

耐久性一般Ⅱ

2016年7月8日(金) 10:45 〜 12:15 第3会場 (5F 503号室)

座長:河合研至(土木), 山本佳城(建築)

[1122] 浸漬温度がコンクリート中への塩分浸透速度に与える影響についての実験的研究

砂川恒雄1, 富山潤1 (1.琉球大学)

キーワード:chloride ion penetration speed, immersing temperature, 塩水浸漬-乾燥繰り返し試験, 浸漬温度, 塩分浸透速度

本研究では,「乾湿繰り返し試験」において,コンクリート供試体を浸漬する水の温度と乾燥温度の違いが,コンクリート中への吸水,水の逸散にどのような影響を与えるかを実験によって確認した。また,「塩水浸漬-乾燥繰り返し試験」において,供試体の乾燥温度を50℃一定とし,供試体を浸漬する塩水の温度を50℃と20℃に設定した実験の結果から,塩水の浸漬温度の違いは塩分のコンクリート中への浸透速度に影響を与えないということを確認した。