コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 腐食・防食

腐食・防食Ⅰ

2016年7月6日(水) 10:00 〜 12:15 第4会場 (4F 411号室)

座長:堀口賢一(土木), 福山智子(建築)

[1180] 腐食生成物の分析に基づくコンクリート中鉄筋の腐食環境調査

川上圭司1, 高谷哲1, 羽村陽平2, 山本貴士1 (1.京都大学 2.島津テクノリサーチ)

キーワード:corrosion environment, corrosion product, raman spectroscopy, steel corrosion, 鉄筋腐食, 腐食生成物, ラマン分光分析, 腐食環境

最近の研究では、コンクリート中の鉄筋に生成する可能性のある腐食生成物は4種類であることや、生じる腐食生成物が異なるとひび割れ幅と腐食量の関係に大きな違いがあることが報告されているが、温度や湿度、風雨といった環境条件から腐食生成物の種類を推測することは未だ難しいのが現状である。そこで本研究では、ラマン分光法により、実構造物中の鉄筋に生じる腐食生成物の分析を行った。この結果、腐食生成物の形態や構成比によって腐食環境を大きく3種類に分類することができると考えられる。また、ポータブルラマン分光分析装置を用いたIn-situ測定の適用性についても検討を行った。