コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 構造設計・設計法

構造設計・設計法Ⅱ

2016年7月8日(金) 10:45 〜 12:00 第7会場 (4F 414号室)

座長:長谷川俊昭(土木), 杉本訓祥(建築)

[2009] 開口間に施工される複数の非耐力方立壁の変形及び破壊性状に関する研究

橋根靖弥1, 査冬1, 日比野陽1 (1.広島大学)

キーワード:axial force, non-structural wall, reinforced concrete, 鉄筋コンクリート, 非耐力壁, 軸力

本研究では,周辺架構に拘束された非耐力壁の損傷性能を評価することを目的として,周辺架構に拘束された非耐力方立壁を有する試験体の構造実験を行った。実験では架構と非耐力方立壁の変位とひずみを計測し,破壊性状を判定した。既往の研究1)から軸力が破壊モードに影響を与えていることが考察されており,二枚の非耐力方立壁を内蔵するRC造架構において,左右の方立壁の変形及び破壊性状の違いについて考察を行い,非耐力方立壁の耐力評価,軸力の影響に対する検討を行った。