[2151] Experimental study on seismic energy response for a building model composed of shear and flexural R/C columns
Keywords:energy response, momentary input energy, pseudo-dynamic tests, エネルギー応答, 擬似動的実験, 瞬間入力エネルギ-
せん断部材と曲げ部材からなる並列1自由度系の擬似動的実験を実施し,エネルギー応答性状を検討した。入力波は目標スペクトルが同じで,位相特性が異なる4つの模擬地震波とした。半応答サイクル間の瞬間入力エネルギーと応答変位との間には相関が見られたが,片押し的な応答が顕著な場合や更新変位量が微増の場合には,これらの相関から外れる傾向があった。半応答サイクル間の単位時間あたりの瞬間入力エネルギーの最大値は4ケースの実験でほぼ同じ結果となり,継続時間を考慮することで,瞬間入力エネルギーと総入力エネルギーとの対応関係を示した。