Aggregate / Admixture Ⅰ

[1006] Study on Properties of High Density Mortar with High Volume Copper Slag Fine Aggregate

Tetsuji AKIYAMA¹, Katsumi SUZUKI², Toyoshi IWANAGA³, Mitsuyasu IWANAMI⁴ (1.若築建設 2.新菱商事 3.BASFジャパン 4.東京工業大学)

Keywords:high density mortar, copper slag fine aggregate, port and harbor structures, foot protection and armor blocks, reinforced structures, 高比重モルタル, 銅スラグ細骨材, 港湾構造物, 根固・被覆ブロック, 粘り強さ

防波堤の根固・被覆ブロック等の安定性は，比重が大きいほど有利なため，高比重な材料は粘り強い構造に資すると考える。これまで筆者らは，密度3.5g/cm3程度の銅スラグ細骨材と，一般の粗骨材とを併用した高比重コンクリートの研究を行ってきたが，単位容積質量2.5t/m3程度の確保が限界であった。そこで，従来の高比重コンクリートよりも重く，ペースト以外の骨材が占める容積を銅スラグ細骨材100%で置換した単位容積質量2.7t/m3程度を目標とした高比重モルタルの配合を検討した。室内試験では，フレッシュ性状やブリーディング特性のほか，強度特性，収縮特性，および断熱温度特性などの各種特性について検討した。