コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 骨材/混和材料

混和材料Ⅱ

2017年7月12日(水) 13:15 〜 15:15 第3会場 (桜1/会議棟2階)

座長:藤井隆史(土木), 小山智幸(建築)

[1017] バイオシリカのコンクリート混和材としての利用に関する研究

森脇慶幸1, 周藤将司1, 梅田純子2, 道浦吉貞3 (1.松江工業高等専門学校 2.大阪大学 3. 栗本鐵工所)

キーワード:accelerated curing, admixture, ASR suppressant, Bio-Silica, pozzolanic reaction, rice husk, secondary concrete products, バイオシリカ, 籾殻, 混和材, コンクリート二次製品, 促進養生, ポゾラン反応, ASR抑制

農業副産物である籾殻は,SiO2を多分に含むことが知られている。近年では,籾殻を加工処理することで籾殻灰よりもSiO2純度の高いバイオシリカが開発されている。本研究では,バイオシリカを混和材として利用したコンクリート二次製品を製造することを目的とし,バイオシリカの基本的性質とモルタルによる力学特性の検討を行った。併せて,モルタルバー法によるASR抑制効果の検討も行った。その結果,バイオシリカは良質なコンクリート混和材として利用できることが確認された。