[1031] Effects of embedded length, inclination angle and number of PVA large-diameter short-fibers on bonding performance
Keywords:bonding test, embedded length, fiber reinforced concrete, inclination angle, PVA fiber, PVA繊維, tensile test, 付着試験, 埋込角度, 埋込長, 引張試験, 繊維補強コンクリート
ダンベル型引張供試体を用いて太径のPVA繊維の付着試験を行い,繊維の付着性能に及ぼす繊維の埋込長,角度ならびに本数の影響を明らかにし,繊維補強コンクリートの引張試験の結果と比較した。付着試験において,繊維の埋込本数が1本の場合,埋込角度が変わっても,最大荷重は100N程度であった。埋込本数が複数本(9~25本)の場合,繊維1本当たりの最大荷重は,80N程度となった。繊維引抜エネルギーと総引抜長との間には高い相関が認められた。繊維補強コンクリートの引張試験において,2番目のピーク引張荷重から求めた繊維1本当たりの荷重は約90Nとなり,付着試験で得られる値と同程度であった。