[1045] Research on the fracture behavior of mortar specimens with different diameter and h/d ratios under compressive stress
Keywords:Compressive strength, Diameter of specimen, Height to diameter ratio, Mortar, Particle Tracking Velocimetry, X-ray computed tomography, X線CT, モルタル, 供試体直径, 圧縮強度, 粒子追跡流速測定法, 高さ直径比
直径が100mmと50mmで,高さ直径比(h/d)を1.0および2.0としたモルタルの円柱供試体を作製し,圧縮強度試験を行う中で,載荷中のみかけの横方向ひずみの分布状況の推移と載荷中の供試体内部の変形状況をX線CT装置により測定した。直径50mmの場合では,h/dによらず圧縮強度はほぼ同じ値となった。直径100mmの場合に比べると,直径50mmでh/d=1.0では必ずしも端面の変形拘束がみられない場合があり,h/d=2.0では局所的に横方向へ広がる変形がみられた。X線CTの結果では,h/dによらず外側へ開こうとする変形の傾向は同じであり,これらがh/dによらず強度がほぼ同じであったことと関係している可能性がある。