[1058] The Effect of Aggregate Volume Ratio on Autogenous Shrinkage and Thermal Expansion Coefficient of Ultra-high Strength Mortar with Expansive Additive
Keywords:Aggregate, Composite Model, Expansive Additive, Hydration Pressure Theory, Ultra-high Strength Concrete, 水和圧理論, 膨張材, 骨材, 複合則モデル, 高強度コンクリート
石灰系早強性膨張材を使用した水結合材比16.5%のシリカフュームセメントペースト及び細骨材混和率15%,30%,45%の高強度モルタル試験体を作製し,若材齢における自己収縮ひずみ及び線膨張係数に及ぼす骨材量の影響に関し,既存の複合則理論の適用性を検証した。その結果,1)骨材はモルタルの線膨張係数及び自己収縮ひずみに拘束効果を与えること,2)複合則理論は,自己収縮に対して概ね適用可能であったが,線膨張係数に適用できない複合則モデルも存在していること, また3)膨張材による膨張を含むセメントペーストの自己収縮に対して,骨材は膨張側と収縮側に関わらず,ほぼ同程度な抑制効果を与えることを明らかにした。