コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 物性一般

物性一般Ⅰ

2017年7月12日(水) 10:00 〜 12:15 第2会場 (萩/会議棟2階)

座長:細田暁(土木), 小林利充(建築)

[1065] コンクリートの管理供試体強度に及ぼす初期養生に関する検討

西脇康二1, 酒井宏2, 加藤修通3, 関村尚人4 (1.アサノコンクリート 2.関東コンクリート 3.東京コンクリート 4.東京菱光コンクリート)

キーワード:The compression strength, Initial curing, Test piece surface protection, The use mold, Collection time, Transportation vibration, 圧縮強度, 脱型, 初期養生, 供試体上面保護, 使用型枠, 回収時期, 輸送振動

現場で想定される供試体の初期養生条件とその強度発現性の関係について検討した。その結果,①屋外(常温)養生した供試体強度は,室内(20℃)で養生した供試体強度より最大で11.9%低下したこと,②当日回収した供試体強度は,翌日回収した供試体強度より最大で8.9%低下したこと,③供試体作製当日に輸送振動を与えると強度が変動を来たすこと,④屋外養生の供試体は,乾燥防止にラップや麻袋等で保護することが有効であること,などが明らかになった。