コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 物性一般

物性一般Ⅰ

2017年7月12日(水) 10:00 〜 12:15 第2会場 (萩/会議棟2階)

座長:細田暁(土木), 小林利充(建築)

[1067] 厚さおよび脱型時期が異なるコンクリート壁体中の水分挙動

溝口真史1, 杉山央1 (1.宇都宮大学)

キーワード:cement hydration, demonlding, diffusion equation, water content, セメント水和反応, 含水率, 拡散方程式, 脱型

コンクリートの水セメント比,厚さ,脱型時期が異なる各種の壁試験体を作製し,それらの試験体中の水分挙動の解明を試みた。その結果,壁厚が小さいほどコンクリート全体の含水率が低下しやすいこと,脱型材齢が早いほど,また水セメント比が大きいほど表面部の含水率の低下が著しいことがあきらかになった。また,コンクリート打ち込みからの含水率の経時変化を簡便に推定計算する方法を検討した。