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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Property general

Property general Ⅱ

Wed. Jul 12, 2017 1:15 PM - 3:30 PM Room 2 (Hagi / Conference Building 2F)

座長:前田敏也(土木), 杉山央(建築)

[1075] Study on Anti-falling-off for Tile by the Acrylic Polymer (Tg:-21℃) Mortar Joint

Junichi HORI1, Shinji KAWABE2, Yuya ISHIHARA2, Yosuke ITO2 (1.菊水化学工業 2.名古屋工業大学)

Keywords:acrylic polymer, joint, mortar, tile, アクリル樹脂, タイル, モルタル, 目地

アクリル系樹脂(Tg:-21℃)を使用し,樹脂量の異なる材料とセメントと砂の骨材比の異なる材料により,剥落防止性に関する実験を実施した。面外方向への動きを押抜き試験により評価し,目地材料自体の物性を伸び試験と可とう性試験,引張実験により評価した。その結果,押抜き試験にて同じ骨材比で樹脂量が増すごとにタイルとの密着性も増し,最大荷重後の残存荷重により高いエネルギーが得られ,剥落防止性が確認された。伸び試験と可とう性試験,引張実験にて,全粉体量に対する樹脂量が同程度であれば挙動が同じ傾向を示し,樹脂割合が34%以上の目地材料にて高い剥落防止性が確認された。