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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Repair & Strengthening (material) / Durability / Short fiber reinforced concrete (material)

Repair & Strengthening (material) Ⅳ / Durability Ⅰ

Thu. Jul 13, 2017 9:30 AM - 11:30 AM Room 5 (Shirakashi 1 / Conference Building 3F)

座長:伊代田岳史(土木), 鹿毛忠継(建築)

[1084] Evaluation of ASR-induced deterioration for PC specimen

Yusuke YANO1, Kenji KOSA1, Hirotaka MASUDA1 (1.九州工業大学)

Keywords:ASR, exposure test, FEM, PC, Prestress, upward deflection, プレストレス, 乾燥収縮, 反り返り, 暴露試験

反応性骨材を使用したPC桁供試体の暴露試験に対して,ASRによる材料劣化と膨張ひずみを考慮したFEM 解析,乾燥収縮を考慮した試算を実施した。その結果,反り返り変形は実測値1.50mmに対して,解析と試算を合計した反り返り量1.04mmと概ね一致した。また,要因分析を行った結果,反り返りの主要因は材料劣化であると推察された。一方,PC 鋼線ひずみの実測値に対して予測値と比較した結果,材齢300~1500日にかけて250μの差が生じた。それに対して,膨張量を考慮した解析では444μとなり,絶対量に差はあるが,引張側へ推移する傾向としては一致した。