コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害

凍害

2017年7月14日(金) 09:30 〜 12:00 第1会場 (橘/会議棟2階)

座長:酒井雄也(土木), 谷口円(建築)

[1129] スケーリング劣化に及ぼすコンクリート表面に発生する応力の影響

樊小義1, 小山田哲也1, 羽原俊祐1 (1.岩手大学)

キーワード:distrubution of strain, entrained-air, resistance of salt scaling, stress, スケーリング抵抗性, ひずみ分布, 応力, 連行空気

本研究ではコンクリートのスケーリング劣化の作用メカニズムを解明するため、凍結する際に、コンクリート表面に働く応力とスケーリング抵抗性の関係について検討した。6種類の凍結防止剤を用いて氷およびコンクリート内部の詳細なひずみ分布を測定した。その結果、凍結防止剤の種類によりコンクリートの表面ひずみは異なり、氷およびコンクリート表層に働く応力の総和により、スケーリング量が決定付けられることが分かった。