[1133] Study on the influence of air content range on prediction of frost damage deterioration
Keywords:air content, ASTM相当サイクル数, equivalent cycles to ASTM test, freezing and thawing test, Frost damage, relative dynamic modulus of elasticity, spacing factor, 凍害, 凍結融解試験, 気泡間隔係数, 相対動弾性係数, 空気量
既存鉄筋コンクリート構造物の耐凍害性を確認するために,建屋部と水路部に用いた2種類のコンクリートに対して,練上がり空気量を3.5%~5.0%の範囲で4水準に変化させ,凍結融解試験を行った。この結果,300サイクルの相対動弾性係数は全て85%以上を満足した。また,試験による凍結融解サイクル数と相対動弾性係数の関係を用い,ASTM相当サイクル数による方法と基準化凍結融解サイクル法により構造物の耐凍害性を予測した。この結果,計画供用期間65年において十分な耐凍害性を有することが確認できた。