JCI Annual Convention in SENDAI

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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Chloride attack / Combined deterioration / Corrosion & Corrosion prevention

Corrosion & Corrosion prevention Ⅲ

Thu. Jul 13, 2017 1:00 PM - 3:00 PM Room 1 (Tachibana / Conference Building 2F)

座長:山口明伸(土木), 小島正朗(建築)

[1164] PERFORMANCE OF MATERIALS TO IMMOBILIZE CHLORIDE IONS IN GROUT RE-INJECTION

Naoki HORIKOSHI1, Toshiya IHAYA1, Shinichirou KUMAGAI2, Kouji HUJITA2 (1.オリエンタル白石 2.中日本高速技術マーケティング)

Keywords:calcium aluminate, chloride ions, electro migration, grout re-injection, immobilization, カルシウムアルミネート, グラウト再注入, 固定化, 塩化物イオン, 電気泳動

既設PC橋におけるシース内のグラウト充填不足に対する補修工法として,塩化物イオン固定化材を混和した再注入用グラウト材の基礎的性能を検討した。塩化物イオン固定化材は,フレッシュ時に内在する塩化物イオン濃度が5kg/m3程度以下であればPC鋼材の腐食を抑制できる。また,電気泳動を用いた促進試験では,グラウト硬化後の塩化物イオン浸透を想定した状況においても,塩化物イオン固定化材の混和は鋼材腐食の抑制に対して有効であった。さらに,塩化物イオン濃度が低い環境でのグラウト再注入では,塩化物イオン固定化材が不要であることが示唆された。