コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 高流動コンクリート/高強度コンクリート(材料)

高流動コンクリート/高強度コンクリート(材料)

2017年7月14日(金) 13:00 〜 14:45 第1会場 (橘/会議棟2階)

座長:橋本紳一郎(土木), 岸本嘉彦(建築)

[1212] 単位水量および単位細・粗骨材量が超高強度コンクリートの圧縮強度に及ぼす影響の評価に関する研究

渡邉悟士1, 太田貴士1, 陣内浩2, 黒岩秀介1 (1.大成建設 2.東京工芸大学)

キーワード:absolute volume of coarse aggregate per unit volume of concrete, aggregate, compressive strength, high strength concrete, mix proportion design, quantity of water per unit volume of concrete, 単位水量, 単位粗骨材絶対容積, 圧縮強度, 配(調)合設計, 骨材, 高強度コンクリート

骨材が超高強度コンクリートの圧縮強度に及ぼす影響を考慮した,より合理的な調合設計法の確立に必要となる,単位水量や単位細・粗骨材量が圧縮強度に及ぼす影響を定量的に評価する方法について検討を行った。モルタルおよびコンクリート中の細骨材および粗骨材の容積比を変動要因とした実験の結果をもとに,骨材が超高強度コンクリートの圧縮強度に及ぼす影響を評価する方法を提案した。さらに,提案した評価方法による推定値が,単位水量や単位細・粗骨材量を変動要因としたコンクリート実験における実測値の傾向を精度良く表現できていることを確認することで,調合設計への適用可能性を示した。