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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Mass concrete

Mass concrete

Fri. Jul 14, 2017 9:30 AM - 11:15 AM Room 6 (Shirakashi 2 / Conference Building 3F)

座長:宮澤伸吾(土木), 鈴木澄江(建築)

[1215] A study on new methodology to calculate thermal cracking probability

Naoyuki SUGIHASHI1, Toshiharu KISHI2 (1.清水建設 2.東京大学)

Keywords:crack, mass concrete, safety factor, tensile strength, thermal cracking probability, マスコンクリート, ひび割れ, ひび割れ発生確率, 安全係数, 引張強度

土木マスコンクリートの温度ひび割れ発生確率は,ひび割れ指数と実際の構造物におけるひび割れ発生確率の関係を整理したひび割れ発生確率図により評価されている。本論文では,引張応力と引張強度のばらつきをモデル化することで,ひび割れ発生確率を確率論的に直接的に算定する方法を提案した。この方法を用いて,ばらつきとひび割れ指数,ひび割れ発生確率の関係性を定式化して示した。また,ひび割れ発生確率図で暗に想定されているばらつきを,標準的管理状態のばらつきと評価して,定量的に同定した。ひび割れ制御方法として,ばらつきの低減も検討,評価できる今後のひび割れ照査方法を提案した。