JCI Annual Convention in SENDAI

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第39回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Fresh concrete / Construction / Special concrete

Fresh concrete Ⅲ / Construction Ⅰ

Fri. Jul 14, 2017 9:30 AM - 12:00 PM Room 4 (Sakura 2 / Conference Building 2F)

座長:渡辺健(土木), 大塚秀三(建築)

[1223] The concrete balanced demolding at early age with controlling of thermal crack

Kengo SEKI1, Takeshi TORICHIGAI1, Kosuke YOKOZEKI1, Yuichi OTABE2 (1.鹿島建設 2.住友大阪セメント)

Keywords:accelerator, demold, fly ash, high-early strength Portland cement, productivity, thermal crack, フライアッシュ, 型枠の取外し, 早強ポルトランドセメント, 早強剤, 温度ひび割れ, 生産性

コンクリートの初期強度発現は温度依存性が高く,特に冬期は型枠の取外しまでに日数を要する。この課題は,水結合材比の低減や早強ポルトランドセメントの使用により初期強度発現性を改善することで解決できるが,一方でこれらの対策は温度ひび割れの発生リスクを高める。そこで本研究では,早強ポルトランドセメント,フライアッシュおよび早強剤を組み合わせ,早強性の確保と温度ひび割れの抑制を両立できるコンクリートを検討した。その結果,当該コンクリートは外気温5℃の環境下であっても材齢2日でスラブ部材下面の型枠を取り外すことができ,かつ温度ひび割れの抑制効果も高いことが分かった。