コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » フレッシュコンクリート/施工/特殊コンクリート

フレッシュコンクリートⅢ/施工Ⅰ

2017年7月14日(金) 09:30 〜 12:00 第4会場 (桜2/会議棟2階)

座長:渡辺健(土木), 大塚秀三(建築)

[1227] 目視評価法によるコンクリート構造物の表層品質評価の継続的適用と各種品質向上施策の効果の検証

渡邉賢三1, 小林聖1, 吉田裕麻1, 細田暁2 (1.鹿島建設 2.横浜国立大学)

キーワード:cover concrete, pdca, quality assessment, surface layer quality of concrete, visual evaluation method, visual inspection, かぶり, 品質評価, 目視評価, 目視調査, 表層品質

コンクリート構造物の表層部分を合理的に評価する手法として目視調査に基づいた評価手法に着目し,この手法を主軸に施工のPDCAサイクルを回して品質向上を図ることを提案している。本手法を約1.8kmのボックスカルバートの施工に導入し,構造物の壁,柱を対象にコンクリート表層品質の改善を継続的に試みた。その結果,目視評価の結果をふまえて具体的な改善を行うことが表層品質の確保,向上に繋がることを実際の施工で実証した。