コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 自然治癒・自己治癒/サステイナビリティ/軽量コンクリート(材料)/エコ・緑化コンクリート

エコ・緑化コンクリートⅡ

2017年7月14日(金) 13:00 〜 15:15 第2会場 (萩/会議棟2階)

座長:竹田宣典(土木), 斉藤丈士(建築)

[1246] 竹補強ポリマーセメントモルタルの機械的性質におよぼす養生方法の影響

西田電1, 我喜屋宗満2, 齋藤俊克1, 出村克宣1 (1.日本大学 2.日本国土開発)

キーワード:Bamboo-Reinforced Polymer-Modified Mortar, Bond Strength, Curing Method, Flexural Properties, Impact Resistance, 付着強さ, 曲げ性状, 竹補強ポリマーセメントモルタル, 耐衝撃性, 養生方法

本研究では,竹補強材を用いた竹補強ポリマーセメントモルタルを乾燥養生,水中養生および絶乾養生した場合の機械的性質について検討した。その結果,ポリマーセメントモルタルに対する竹素材の付着強さ,竹補強ポリマーセメントモルタルの曲げ性状および耐衝撃性は養生方法の影響を受け,乾燥工程を含む場合にポリマーフィルムが強化されることに起因して付着強さ,曲げ性状および耐衝撃性が改善される。一方,水中養生を行ったものは,その他の養生を行ったものに比べて小さい傾向にあることから,その性質は,養生後のポリマーフィルムの機械的性質に大きく依存すると考えられる。