コンクリート工学年次大会2017(仙台)

講演情報

第39回コンクリート工学講演会

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再生コンクリート/リサイクル

2017年7月13日(木) 09:30 〜 11:45 第3会場 (桜1/会議棟2階)

座長:片平博(土木), 大久保孝昭(建築)

[1257] 焼成貝殻粉末により膨張を付与したモルタルの反射電子像の画像解析による内部組織評価

土門寛幸1, 渡辺暁央1, 近藤崇1, 廣川一巳1 (1.苫小牧工業高等専門学校)

キーワード:burned scallop shell powder, burned surf clam shell powder, calcium hydroxide, Expansion, image analysis, SEM-BSE image, 反射電子像, 水酸化カルシウム, 焼成ホタテ貝殻, 焼成ホッキ貝殻, 画像解析, 膨張

焼成ホッキ貝殻粉末および焼成ホタテ貝殻粉末をセメントに置換して作製したモルタルの内部組織評価を反射電子像の画像解析にて実施した。焼成貝殻粉末を混入したモルタルは,酸化カルシウムの水和により水酸化カルシウムが増大し,膨張により粗大毛細管空隙の割合が多くなる。このモルタルの膨張をJIS A6202の拘束膨張試験器具により拘束すると,水酸化カルシウムの割合が増大し,粗大毛細管空隙の割合が減少する。焼成ホタテ貝殻より焼成ホッキ貝殻のモルタルの方が水酸化カルシウムの割合が大きく,拘束膨張試験による長さ変化の状況と対応する。